スポーツ振興大賞
スポーツ振興大賞
CYCLE ADVENTURE Fest.
in Minami-Alps
自転車とアウトドア・アクティビティの
複合型アドベンチャーイベント
主催:やまなしスポーツエンジン、山梨県
やまなしスポーツエンジンと山梨県は、有数の自然環境や景観に恵まれた山梨県で、自然の中での新たな時間の過ごし方・人や地域との繋がりを自転車やアウトドア・アクティビティを通じて生み出すことを目的に、新たに「CYCLE ADVENTURE Fest. in Minami-Alps( サイクルアドベンチャー・フェス in 南アルプス)」を、山梨県南アルプス市芦安にて開催しました。本イベントのビジョンとして、「南アルプスの自然を活かした新たなサイ
クル&アウトドア・アクティビティを通じて人と人、地域を繋ぎ、地域の活性化・環境保全の意識醸成を」を掲げ、2014年に南アルプスユネスコエコパークに登録されたこの地で、環境負荷の少ない乗り物である自転車を使い、南アルプスの自然資源を活用した持続可能な活動の1つとして実施しました。自然を守る意識や、自然の中での新たな時間の過ごし方、人や地域とのつながりを、自転車やアウトドア・アクティビティを通じて生み出し、街中でのイベントや通常の自転車イベントとは一線を画した、南アルプスの魅力を全面に打ち出す体験型プレミアムツアーとして地域とともに事業の発展を目指します。
スポーツ庁 長官賞
スポーツ庁 長官賞
FORESTRAIL HIRUZEN-SHINJO 2022
supported by GREENable
自然環境保全にランナーと協賛企業を巻き込み、
関係人口にするトレイルラン大会
岡山県真庭市蒜山・新庄村をフィールドにするトレイルラン大会「FORESTRAIL」は、大会開催を契機とした地元林業事業者や自然環境保全団体等との連携を通じて、参加ランナー(「グリーナブルアクト枠」の参加者)と協賛企業(「グリーナブル協賛」)の社員とそのご家族、お客様等に森林保全活動等のアクティビティに参加してもらう機会を提供することで、交流人口の増加だけでなく、森林の積極的な利用と持続可能な保全の両立という課題解決を進めるための関係人口の増加に成功しました。
保全活動参加ランナーは一般参加費よりも高い料金を支払っており、「グリーナブル協賛」の企業社員・関係者のアクティビティに係る交通宿泊費や食費は企業負担であるにも関わらず、200名以上の域外の方々が大会とは異なる時期に自然環境保全という地域課題の解決に貢献する活動に訪れています。
大会運営に関わる必要物品の仕入れやリースは地元事業者にこだわり、参加賞や完走賞、上位者賞等はすべて地元のサステナブル商品とし、大会パンフレットや参加者宛の連絡も完全にペーパーレスを実現するなど、大会そのものも自然環境保全と地域経済の活性化を体現しています。
観光庁 長官賞
観光庁 長官賞
広島湾岸TRAILRUN2022
都市隣接100km超の登山道を走る
トレイルランレース
主催:広島湾岸TRAILRUN実行委員会
120万都市広島の街に隣接する約100kmの長距離の登山道(ロングトレイル)を活用したトレイルランニング大会「広島湾岸TRAILRUN」を2022年9月に初開催。中国地方で初の100km超のトレイルラン大会となった。
西日本豪雨災害や新型コロナウイルス拡大により、構想から7年かけての開催となった。
大会には全国から518名の参加があり、宿泊利用や観光促進に寄与し、広島に新たなアウトドア・スポーツツーリズムを創出した。
エイドステーションでは県内外、多くの市民団体に協力をいただき、広域での交流機会を創出、また、地域の特産品をふるまうことで地元産品をPRした。
参加費の一部をコース整備費としていただき、登山道の整備・維持活動に活用。自然環境保全にも取り組む。
大会の様子はNHKで特集として放送され、新聞誌面でも紹介された。
大会について今後も毎年の継続開催を計画、2024年大会は会場を広島市民球場跡地(原爆ドーム前)に変更し、多くの人が往来する場所をメイン会場にすることで「トレイルラン」の認知向上も図る。また今後は国際大会化を目指し、平和都市広島を国内外にPRする大会の実現に取り組む。
経済産業省商務・サービス審議官賞
経済産業省商務・サービス審議官賞
トライアスロン中島大会
島民と鉄人たちが島を熱くする
夏の風物詩
主催:松山市・松山市教育委員会・トライアスロン中島大会実行委員会
https://www.city.matsuyama.ehime.jp/shisei/shiminkatsudo/sports/toraiasurontaikai/index.html
昭和61年から開催されている本大会は、瀬戸内の恵まれた自然環境を最大限に活かした地域活性化イベントとして長い歴史を誇ります。大会は、商工会青年部が中心となって立ち上げ、現在でも地元住民を中心とした実行委員会が運営を担っており、総務部、競技部、交通部などそれぞれがノウハウを継承し、島民手づくりの大会という特徴があります。
大会前日には、選手やその家族、島民が参加する前夜祭が開催され、地元の中学生による水軍太鼓の披露、婦人会や地域づくり団体による炊き出しがあり、参加者と地域の関係を深め、中島のファンを増やす機会として重要な役割を果たしています。
また、大会の活性化と競技の普及を図るため、ジュニアアクアスロン大会とマリンスポーツ体験会を開催し、未来のトライアスリートの育成や子どもたちに自然体験活動の楽しさを伝えています。
全国から集まった鉄人たちと、それを支え応援する島民も一緒に熱い汗を流し、中島が熱く燃える2日間となります。大会の様子は、特別番組が放映され、毎年、選手や関係者に感動を与え、トライアスロンを核とした離島振興に大きく貢献しています。
日本商工会議所 奨励賞
日本商工会議所 奨励賞
東京ヴェルディ障がい者スポーツ体験教室
障がいの有無にかかわらず、
みんながスポーツを楽しめる街に!
主催:東京ヴェルディ/ホームタウン行政および企業との連携事業
東京ヴェルディは東京都をホームタウンとするJリーグクラブで、「スポーツ&SDGs普及活動」と題してスポーツを通した社会貢献活動を続けています。その大きな柱の一つが、各ホームタウンで実施する「障がい者スポーツ体験教室」です。
これは「誰かの助けを借りないとスポーツをすることが困難な人たち」に、定期的なスポーツの場を提供するための活動です。行政と連携して地域の体育館などで、平日昼の通年の活動を中心に開催しています。その地域にお住まいの障がいのある方に、福祉事業所職員の方やご家族と一緒に会場に来ていただき、障がい者スポーツ指導員の資格も持つ東京ヴェルディのコーチが、誰でも一緒に楽しめるスポーツプログラムを実施しています。
2022年度は通年開催が7市区合計147回、スポット開催が7市区(うち5市区は通年開催と別の市区)合計11回あり、のべ7,822人の方が参加されました。開催市区は年々広がっています。
障がいの有無、障がいの種類や重さなどに関わらず、どなたでもご参加いただける活動です。障がいのある方がどこに引越しても気軽にスポーツを楽しめる街の実現を目指して、今後も活動を続けていきます。
日本スポーツツーリズム推進機構 会長賞
日本スポーツツーリズム推進機構 会長賞
弓と禅 弓道稽古会
弓道をもっと多くの方に。世界に。
ボーダレスな弓道の入り口。
主催:弓と禅 -You Me and Zen-
「弓と禅」は日本国内外の弓道を始めたい、続けたい、再開したい方に稽古の場や情報の提供、弓具の寄付を行っている。弓道はライフステージの変化をきっかけに離れてしまう方、大人になって始めたくてもどうすればよいかわからない方が多い。また初心者教室は人数や開催日程の制限があり1年待ちという団体も多い。海外では道具が足りず稽古がままならない。こういった現状を少しでも改善すべく2018年に活動を開始。
毎月開催している稽古会は経験年数、年齢、ジェンダー、国籍、言語を問わず参加歓迎。日本スポーツ協会のライセンス所持者が指導にあたる。
必要な道具はすべて会で用意するため手ぶらで参加可能。SNSで活動を発信し、稽古希望の方に対する情報アクセスのハードルを下げている。
継続的に稽古したい方に対しては地域の弓道会を紹介。英語での指導にも対応しており5年間の参加者約2,000人(26か国)の内、外国人参加者は全体の約25%に及ぶ。
海外弓道会のセミナーに通訳、指導サポートとして参加。海外弓道会への弓具の寄付も行い、世界中の団体と連携し活動している。一連の活動は雑誌やNHK Worldでも取り上げられ注目されている。
スポーツ健康産業団体連合会 会長賞
スポーツ健康産業団体連合会 会長賞
石垣島トライアスロン大会
いつの世もまでも末永く
Connecting to the future ISHIGAKI TRIATHLON
主催:石垣島トライアスロン実行委員会
石垣島トライアスロンは30年以上続く歴史があり、毎年4月初旬にJTUエイジランキングの初戦を飾り、日本最南端の観光都市で開催される大会は、南国特有の気候やロケーションにも恵まれ、毎年全国各地から定員枠いっぱいとなる人気大会です。
しかし、競技では40km以上に渡る公道や海岸を使用するため、市民の理解と協力が無ければ開催する事ができません。
参加者や協賛社から多くの声を聞き、市民の応援が選手の力となり、この大会の大きな魅力である事を知り、2023年大会運営のテーマ「笑顔の応援」としました。
昨年まで、コロナ禍で応援や競技にも規制を掛けた開催でしたが、規制を解除し応援エリアを拡充。競技だけではなく大会を通じて地域を育む事が持続可能な大会づくりに必要と考え、トライアスロンを知らない方に向け、地元ラジオ局とタイアップし開催前の1週間に渡り朝・昼・夕に選手や関係者が出演しそれぞれの視点でトライアスロンの魅力を発信。参加選手や関係者の方には、島の観光PR活動や会場クリーン活動を一緒に行い、市内学生向けにトップアスリート講演を開催。
当日は天候にも恵まれ、選手や関係者・応援の皆様の笑顔あふれる写真をSNSで更新中。
この笑顔が、いつの世までも末長く続く大会を目指します。
公益社団法人スポーツ健康産業団体連合会 (TSOinternational株式会社内)
〒160-0004 東京都新宿区四谷3-2-1 フロントプレイス四谷7階
TEL:03-6434-9510 / E-mail:jimukyoku@spo-danren.jp